実家のパソコンのデータを整理していたら、懐かしい写真がたくさんでてきました。

 

特に笑えたのがソウル旅行。

10年近く前に、妹と二人で行ってきたときのことです。

妹。イラストレーターりょみです♪

リョミの彼がソウルでサッカー選手をしてて、その試合を観に行く!というのがこの旅の目的でした。

緑の人。

 

初日はソウルを満喫。

明洞でこんなんとか、

こんなんとか、

こんなんとかして!(笑)

 

サムルノリ愛好家の私たち二人はやっぱりナンタ!

夜遅くまでうろうろして、

辛いもの苦手なりょみたんこの表情でタッカルビ!!

完全に作り笑顔。

この時彼女は本気で泣きました。

二日目、仁寺洞。

素敵なお店で

パジョンを食べました。

ちょっとしか注文しなかったから、

店員さんに

『チッ』てされたよ。(:_;)

そしていよいよサッカー観戦!

 

ここで、ちょっと言っておきたいんですが、この時点で私はちょっとした不満がありました。

妹はちょっっぴり内向的な性格で、まったく積極的にスタジアムを探さない!!(;´Д`)

常に私の後ろ、一歩下がってどこに行くか待っている!

 

ソウル中心から少し離れてたんですが、

私が地図持って、

私が人に聞いて、

雨の中、めっちゃ頑張ってたどり着いたスタジアム!!

あなたのために来たスタジアム!

 

そして着いてみると、

なんということでしょう!

妹にだけ花束が!!

 

まあ、気をとりなおして

雨の中試合が始まりました。

この少し前にキンミョンジュン監督の、『ウリハッキョ』というドキュメンタリー映画が韓国と日本で公開され、

その舞台となった、北海道朝鮮初中高級学校が母校である彼には、この頃いつもウリハッキョペンカぺの方たちが応援に来てくれていたそう。

私たちのこともとっても喜んでくれて、試合終了後は車で送ってくれたりして(#^.^#)

 

で、試合!

 

試合は盛り上がり、

なんと彼がシュー――――ト!!!

終了後は記者のインタビューにもこたえていました。

完全にオマケ的な私でしたが、この後もオマケ感は続きます。

 

試合後はみんなで食事。

めっちゃおすすめのポッサム屋さんらしいんですが。

はじめてです!傾いた店!

座っても自分が斜めなのが分かります。

 

初対面の人たちと、一つのチゲをみんなで食べる!(日本じゃ絶対ないよね。。。)

 

二件目チメッ!

チキンとメッチュ!

助けて下さい私は飲めません!

そしてここからが問題です!!

この二人が、、、

私の前からいなくなりました。

 

なんか知らんけど妹の彼のチームメイトと三件目!

これまた店構えがヤバいです。

あんだけ食べたのにまたチゲが出た!

そしてよくわかんない飲み物で乾杯が続き、

私たち以外誰もいなくなったお店。

妹の彼は、チームメイトに本当に愛されているみたいで、私にありがたすぎるおもてなしをしてくれました。

(飲めないって言ってるんだけど…)

 

そしてタクシーで帰ろうとしたら、危ないからだめ!と言って、彼の友人カップルが部屋まで送ってくださいました。

本当はそこから夜の街に買い物に行きたかったからめちゃくちゃ断ったのに、部屋まで送られて、ついに行く気を失ってしまったのです。無念(:_;)

 

しかも次の日、韓服を買いに行くのもこの二人がついてきてくれて。

思いっきり値切り交渉もしてくれて。

これまたお昼もごちそうになって。

いたれりつくせり(ちょっと自由はなかったが!!!)な時間を過ごしました。

 

そして帰りの空港でやっと現れたこの二人!

 

幸せそうな顔だったので、許してあげましょう。

でもオンニは緊張と驚きの時間を過ごしていたんですよ!!

 

この二人、大学で出会って一緒にいたのは1年ちょっと。

あとは下関⇔東京、下関⇔ソウル、下関⇔北海道の遠距離恋愛。

 

9年間の時を経て、

妹の彼は…

 

私の弟になりました。

 

長く付き合ったからすごい…というわけではないけど、

 

長い恋愛、

遠い距離には

たくさんの紆余曲折があっただろうと思う。

 

妹と行ったソウル旅行は、

義弟のカッコよさ、人の良さを、

あらためて知った、忘れられない旅だった。

 

司会をしながらたくさんのカップルをみていますが、

それぞれ、

こんなふうに、

二人の道のりがあるんだなって思うと、

 

結ばれる一日を

もっとスペシャルに、もっと大切な日にしたいなと思うのです。

北海道のリョミたん、

またいつか一緒にソウルに行こうね。

その時はどうかわたしを

放置しないで♡

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ミョンミ

オ・ミョンミ  1981年山口県下関市生まれ、下関在住。 在日コリアン三世。二児の母。 幼少期から民族学校で母国の言葉や文化、歴史を学ぶ。 朝鮮大学校教育学部音楽科を卒業後7年間、地元母校の初級部にて教鞭をとる。その間民族楽器カヤグムと、コーラスの部活動のレッスンを担当しながら、沢山の子供たちの指導にあたる。 その後ブライダル司会者を志し、司会のスキルとホスピタリティを学びながら、同時期に、幼い頃から大好きだったカヤグム弾き語りの音楽活動を始める。 2011年より日韓バイリンガルのブライダルMCとして活動を始め、日本人カップルや、コリアンブライダル、国際結婚など600組以上のカップルのブライダルパーティー施行。 2019年、父と義父の病気と死によって、体と心についての学びを深める中、ヨガやボイスヒーリングの素晴らしさを体感する。 「声と共に、体と心が癒される。」 声×体×心の調和をボイスヨガや司会業、演奏活動を通して心地よい生き方、幸せな生き方を伝えています。