今日は娘のピアノの発表会でした。

正直まだ早いんじゃないかな、意味があるのかなぁと少し思うところもあったんですが、やってみて本当に良かったし、これからもたくさんステージに立たせてあげたいと思いました。

 

発表会って、子どもにとって、沢山の学びがある。だからピアノに限らず、絶対経験した方がいいと思います。

 

今日立ったホールは700人が入る大ホール。

大きなステージ。

そこにたった1人で立つ。

大人でも震えるほどです。

演奏時間は1分もない。

でもこの数秒のために、何度も何度も練習を繰り返してきました。

 

人生において、今後、ここぞという大事なシーンに何度も出くわすはず。

そのつど、チャンスを掴めるか掴めないかは、いかに備えたことをベースに、力を発揮できるか…だと思います。

 

練習の過程、質や量ももちろん大事だけど、生きていく中で「結果を出す」「形にする」ということはとても大事なことだと思う。

人に評価されることもあるけど、それより『自分が納得できたか』。

発表会は練習を練習だけで終わらせない練習。(あれ⁈練習⁈(*_*))

 

そんな意味で今回5歳の娘が参加した発表会。

娘なりに「こんな風に弾きたいな」、「こんな風に歌いたいな」という想いがあったと思います。「間違えないで弾きたい」…とか。

それを叶えるためにはどうしたらいいか。

ゆっくり弾くとか、練習どおりにしようとか。

じゃあもし間違った時はどうしたらいいか、途中から始めるか、頭からやってしまうか…とか失敗した時のことも「本番」を想定して、子どもなりに考えているんだなぁと思いながら練習を見ていました。

この経験を重ねることで、人前で何かをすることに対する度胸は必ずつくし、「練習」への意識も変わってくる。

 

そしてここぞという時、自分なりのパフォーマンスができるようになるはず。

 

発表会は、人生の勉強。

 

これからも沢山経験して大人になって欲しいなと思うオンマでした。

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ミョンミ

オ・ミョンミ  1981年山口県下関市生まれ、下関在住。 在日コリアン三世。二児の母。 幼少期から民族学校で母国の言葉や文化、歴史を学ぶ。 朝鮮大学校教育学部音楽科を卒業後7年間、地元母校の初級部にて教鞭をとる。その間民族楽器カヤグムと、コーラスの部活動のレッスンを担当しながら、沢山の子供たちの指導にあたる。 その後ブライダル司会者を志し、司会のスキルとホスピタリティを学びながら、同時期に、幼い頃から大好きだったカヤグム弾き語りの音楽活動を始める。 2011年より日韓バイリンガルのブライダルMCとして活動を始め、日本人カップルや、コリアンブライダル、国際結婚など600組以上のカップルのブライダルパーティー施行。 2019年、父と義父の病気と死によって、体と心についての学びを深める中、ヨガやボイスヒーリングの素晴らしさを体感する。 「声と共に、体と心が癒される。」 声×体×心の調和をボイスヨガや司会業、演奏活動を通して心地よい生き方、幸せな生き方を伝えています。