今年4月に、下関のFMラジオ局、カモンFMに入って、

週一回、アシスタントとして2時間の生放送に入らせていただきました。

緊張緊張の数ヶ月はあっという間でしたが、

『ラジオ』の面白さを、

話し手としても、聞き手としても

沢山感じることができた数ヶ月でした。

今日の放送でも少しお話したんですが、

ラジオをはじめて一番変わったところは、

『意識』。

お話が上手な人、コミュニケーションが上手な方にたくさん出会いました。

言葉にできる人は、

言葉が頭の中、心の中に常にある人なんだと思います。

実際話す時、中途半端な知識とか、

そのことについて考えていたり、考えを持っていなかったら

言葉がうまく出ないんです💦

でも逆に

よく知っていたり、

伝えたいことがあれば、

言葉はスルスルでてくるのです。

そして言葉にゆとりがあれば、

場の空気もしっかり読み取れるようになると思います。

これはね、パーソナリティーだけに限った話ではなく、

コミュニケーションをとるうえで、

会話をするうえで、

とても大切なことだと思います。

しゃべるのが苦手だという人は

まずは考えることから、

心の中の会話から、

独り言から、

深く考えて、

しっかりと感じて、

ちゃんと伝える…ということを

繰り返す。

外に向かう言葉だけではなくて、

中を意識することが大事なのではないでしょうか。

自分の放送を聞き返して、

話し方や声色や内容を振り返りますが、

普段の生活で

『より考えるようになった』というのが一番大きな変化かもしれません。

そして、私が楽しんでやってこれたのは、

カモンヒルズ764という番組を一緒に担当して下さった

パーソナリティーの野田有加ちゃん、ディレクターの岡部晃宏さんのおかげです。

二人はちゃんと私に指摘をしてくれるし、

良くなった点は伝えてくれたり、

わからないことだらけの私に

沢山助言や励ましをくれました。

勝手なチーム意識かもしれませんが、

人と力を合わせて仕事をすること、

必要としたり、必要とされたり

協力をしていく中で、

ちっぽけな自分が

少しだけ大きくなっているような気がします。

忘年会も楽しかった。

来年度はどんなメンバーになるのかわかりませんが、

今いる場所で、

めいっぱい「今」を、

楽しみたいと思います。


ふぐ刺し~
来年もよろしくお願いいたします!

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ミョンミ

オ・ミョンミ  1981年山口県下関市生まれ、下関在住。 在日コリアン三世。二児の母。 幼少期から民族学校で母国の言葉や文化、歴史を学ぶ。 朝鮮大学校教育学部音楽科を卒業後7年間、地元母校の初級部にて教鞭をとる。その間民族楽器カヤグムと、コーラスの部活動のレッスンを担当しながら、沢山の子供たちの指導にあたる。 その後ブライダル司会者を志し、司会のスキルとホスピタリティを学びながら、同時期に、幼い頃から大好きだったカヤグム弾き語りの音楽活動を始める。 2011年より日韓バイリンガルのブライダルMCとして活動を始め、日本人カップルや、コリアンブライダル、国際結婚など600組以上のカップルのブライダルパーティー施行。 2019年、父と義父の病気と死によって、体と心についての学びを深める中、ヨガやボイスヒーリングの素晴らしさを体感する。 「声と共に、体と心が癒される。」 声×体×心の調和をボイスヨガや司会業、演奏活動を通して心地よい生き方、幸せな生き方を伝えています。