今、シアボジの一周忌のチェサが終わって、帰ってきたところです。

自宅のお位牌も磨いて、

主人が子どもたちと買ってきたお花を、側に飾りました。

(菊を買ってきてって言ったらなぜかピンクのカーネーションを買ってきた3人です…(^_^;))

お義父さんとの思い出はたくさんありますが、

お義父さんとの最後の会話が、今でも忘れられず、今日は特に、何度も頭に浮かびます。

その時の様子が今でも目に焼き付いています。

人が亡くなったら、

こんなふうに最後に会ったのはいつだったかな…とか、

あの人と話した、最後の会話は何だったかな…って、考えたりしませんか。

お義父さんは私に、

本当にあたたかい愛情と優しさを、

最後の瞬間まで残してくれました。

一生、こんなふうに

お義父さんを思えることが

すごく幸せだと思います。

でね、今日思ったんです。

私が今日死んだら、

色んな人に私との「最後」が残ります。

せめて大切な人には、

めいっぱいの私からの愛を感じてほしいなと思います。

もちろんその最後の瞬間だけがその人との全てではないけれど。

だから、「いつも」残したい自分であることが大事だと思います。

いつ、「最後の瞬間」が来るかはわからない。

意識して頑張るんじゃなくて

あの人に映る自分が、どんな自分で在りたいかを考えて、

常にそう在ることが大切なんだ。

今日がその人と過ごせる最後の一日だと思うと、

毎日の自分のあり方が変わってくる。

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ミョンミ

オ・ミョンミ  1981年山口県下関市生まれ、下関在住。 在日コリアン三世。二児の母。 幼少期から民族学校で母国の言葉や文化、歴史を学ぶ。 朝鮮大学校教育学部音楽科を卒業後7年間、地元母校の初級部にて教鞭をとる。その間民族楽器カヤグムと、コーラスの部活動のレッスンを担当しながら、沢山の子供たちの指導にあたる。 その後ブライダル司会者を志し、司会のスキルとホスピタリティを学びながら、同時期に、幼い頃から大好きだったカヤグム弾き語りの音楽活動を始める。 2011年より日韓バイリンガルのブライダルMCとして活動を始め、日本人カップルや、コリアンブライダル、国際結婚など600組以上のカップルのブライダルパーティー施行。 2019年、父と義父の病気と死によって、体と心についての学びを深める中、ヨガやボイスヒーリングの素晴らしさを体感する。 「声と共に、体と心が癒される。」 声×体×心の調和をボイスヨガや司会業、演奏活動を通して心地よい生き方、幸せな生き方を伝えています。