必要性を感じること

技術というよりメンタル面ですが。

 

 

私の主人は韓国語が話せません。

ですが最近メキメキと読みが上達しています。

 

何が変わったか。

それは読めるようになりたい!という思いひとつです。

 

結婚してから数年、何度も私は韓国語を主人に教えました。

ちゃんとレッスン日を決めて。

金曜日の夜です。

テキストもノートもそろえて、やろうとしても、

教わる主人より、教える私が燃えている!

教わる主人は当時そこまで必要性を感じていなかったので、

勉強よりビールを飲みたい。

 

「だってミョンちゃん、金曜日だよー」

金曜日を決めたのはあなたです。

 

そうこうしてどんどん自然とレッスンはなくなっていき、

主人は自分から頼んできたのになぜか楽なカンジになり、私は腹が立ち。。。

 

でもまた時間がたってやろっかな、というのでちょっと教えてみると、またスケジュール合わなかったり、きつかったりで断念。

 

そこで私は決めました。

死んでもこの人に韓国語は教えない、

二度とこの人には教えない、と。

 

そして何年か経った今、彼はハングルを読み始めました。

それはなぜか。

この数年の間に、仕事や人との関わりの中で、本当に韓国語を学びたいという動機がはっきりし、覚悟ができたからです。

 

そこから参考書を何冊も買い、

(ここはお小遣いではなくなぜか家計からです)

時間をみつけては、サ・ム・ゲ・タ・ン…とか読んでいます。

そして「なんで濁った発音になるの?」とか聞いてきた時だけ不機嫌に答えるようにしています。(が、内心感心しています。)

 

だから、興味のないものやろうとしたってそもそも無理なんですよね。

何かを学ぶなら本当にやりたいか、何のためにやるのか、心の整理がまず大事。

語学にしろ何にしろ、それを必要としているかどうかが、

身になるかどうかの第一歩ではないでしょうか。

 

姉のが上手 (笑) 上は母です♡

 

■6月よりゼロからはじめる韓国語教室開講いたします。

また改めてお知らせいたしますが気になる方はお問い合わせこちらへ❤

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ミョンミ

オ・ミョンミ  1981年山口県下関市生まれ、下関在住。 在日コリアン三世。二児の母。 幼少期から民族学校で母国の言葉や文化、歴史を学ぶ。 朝鮮大学校教育学部音楽科を卒業後7年間、地元母校の初級部にて教鞭をとる。その間民族楽器カヤグムと、コーラスの部活動のレッスンを担当しながら、沢山の子供たちの指導にあたる。 その後ブライダル司会者を志し、司会のスキルとホスピタリティを学びながら、同時期に、幼い頃から大好きだったカヤグム弾き語りの音楽活動を始める。 2011年より日韓バイリンガルのブライダルMCとして活動を始め、日本人カップルや、コリアンブライダル、国際結婚など600組以上のカップルのブライダルパーティー施行。 2019年、父と義父の病気と死によって、体と心についての学びを深める中、ヨガやボイスヒーリングの素晴らしさを体感する。 「声と共に、体と心が癒される。」 声×体×心の調和をボイスヨガや司会業、演奏活動を通して心地よい生き方、幸せな生き方を伝えています。