祝福の気持溢れる結婚式。

新郎様も新婦様もご友人がたっくさん。

形式や義理ではない、心からの祝福が会場いっぱいにあふれました。

 

もともとお二人とも仲良くさせていただいていた新郎新婦様で、人柄の良さはわかっていたのですが、当日を迎えると、二人がどれほど家族や友人、周りを大切にする人たちなのか…知ることができました。

 

320名ほど大勢のご披露宴でしたが、ご親族様ご友人の皆さんのあたたかいお力添えのおかげで、めでたくお開きとなりました。

 ということで、披露宴の雰囲気=新郎新婦様、というタイトルで(^^)
まずご紹介したいのは、じゃ~ん!

チマチョゴリのメッセージカードホルダー。

全てのテーブル、新婦様が折り紙で作られました。かわいいでしょ?

 

この日の挙式は人前式。

シンプルな内容をご希望でしたが、必ずいれたいといわれたのは、ご両家親御様への一礼。

退場前、目の前まで進まれて深々とクンジョル(一礼)をされました。

 

そして、このお写真は新婦様の美しい後姿。

この日の衣装は韓国ソウルのホン・ソニョン韓服。

デザイナーさんもソウルより列席してくださいました。

新郎様の誓いの言葉がステキすぎて紹介したいのですが、許可をとっておりませんのでまた (笑)

 

そしてご披露宴へ。

 

私の席から見た挙式会場はこんな感じです。

この日の披露宴の始まりは、ファチョチョムファから。

新郎新婦様入場前に赤と、青のキャンドルに、ご両家お母様が点火をする演出です。

新郎様側が赤、新婦様側が青です。

 

中盤、たくさんの方々が余興に参加してくださいました。

全ての演目大盛り上がりだったのですが、新婦様のご友人の皆様のサプライズ「恋ダンス」はとってもキュートでした。

こうしてみんなが頑張って余興を準備してくれる…っていうのも、二人のお人柄ですよね。

 

そしてこの日私が何より感動したのが、この方たち。


福岡朝鮮歌舞団のステージでした。

 

新婦様は元、歌舞団の団長。

福岡朝鮮歌舞団を十数年支えてきた素晴らしい方です。

そのあとを継いで頑張っている、金妙穂団長。

新婦様のたっての希望で、妙穂団長のソロ、チャンゴチュムがありました。

 

その時の彼女の印象深かった言葉。

歌舞団は華やかなステージだけが仕事ではなく、裏方や小さな仕事、大変なことも沢山あった。

でもそのやりがいを教えてくれたのは、新婦様と共にした時間でした

 

 

どんなことでも、仕事でも、表面だけ見ちゃいけない、この三分のステージに、どれだけの歴史と思いがあるんだろう。

そんな思いで見たチャンゴチュム(太鼓の舞)が終わった頃には、胸がいっぱいでした。

 

芯があり、パワフルで華やか。今日のご披露宴で私は完全に福岡朝鮮歌舞団のファンになってしまいました。

 

人とのつながりの大切さや、家族の絆、そしてプロの仕事とは…などたくさんのことを学ばせていただいたご披露宴でした。

 

そしてこの準備期間、お二人の優しさや、新しい一面、いろいろな表情に出会えて幸せでした。

こちらはお見送りチョゴリ。

 

最後に介添えさんが撮ってくれた写真がブレブレなのが無念過ぎる!!!!

(右は金剛山歌劇団カヤグム奏者の金栄実さん♡入場曲、余興、退場曲と大活躍でした♡)

いつまでもいつまでもお幸せに。

The following two tabs change content below.

ミョンミ

オ・ミョンミ  1981年山口県下関市生まれ、下関在住。 在日コリアン三世。二児の母。 幼少期から民族学校で母国の言葉や文化、歴史を学ぶ。 朝鮮大学校教育学部音楽科を卒業後7年間、地元母校の初級部にて教鞭をとる。その間民族楽器カヤグムと、コーラスの部活動のレッスンを担当しながら、沢山の子供たちの指導にあたる。 その後ブライダル司会者を志し、司会のスキルとホスピタリティを学びながら、同時期に、幼い頃から大好きだったカヤグム弾き語りの音楽活動を始める。 2011年より日韓バイリンガルのブライダルMCとして活動を始め、日本人カップルや、コリアンブライダル、国際結婚など600組以上のカップルのブライダルパーティー施行。 2019年、父と義父の病気と死によって、体と心についての学びを深める中、ヨガやボイスヒーリングの素晴らしさを体感する。 「声と共に、体と心が癒される。」 声×体×心の調和をボイスヨガや司会業、演奏活動を通して心地よい生き方、幸せな生き方を伝えています。