山口朝鮮初中級学校へ。
出演は『劇団石』を主宰される
きむきがんさん。
在日コリアンのルーツや
在日コリアンをとりまく社会問題を
昔、海女だったというおばあちゃんの生涯を中心に
話が展開していきます。
音楽が響く中、
民謡のカラクに合わせながら
力強い海女の姿で登場したきがんさんを一目見ただけで
胸が熱くなって、涙が溢れそうになりました。
物語の舞台となるのは大阪・生野にあるデイサービスセンター「ミンドゥルレ(タンポポ)」。ミンドゥルレに行くのを毎日楽しみにしているのが90歳になるウルセンというハルモニで、物語の主人公だ。ウルセンハルモニは済州島で海女をしていたが、日本の植民地時代に日本に渡ってきた。ミンドゥルレでは、所長で2世のミョンミ、職員で3世のヨンスギ、新人の山本陽子の3人が日々、ハルモニたちの世話をみている。
ある日、ウルセンハルモニの90歳の誕生日祝いがミンドゥルレで開かれる。夫婦で参加したウルセンハルモニに、ミョンミが二人の馴初めについて聞くと、ウルセンハルモニは祖国解放の日を振り返りながら、これまで歩んできた人生を語り始めるのだった。
『日刊イオ』より。続きはこちらから
自分のハルモニ(おばあちゃん)の姿とも重なって、
懐かしい気持ちにもなりました。
先代の思いを、これからも私たちが
次世代につないでいきたい
そう思いました。
まず身近なところでできること
ことばや文化を守る…伝える。
私にできること、
私にしかできないことを少しでも
実践していこう。
大切なことにあらためて気づかされた
素敵な作品でした。
きむきがんさんのブログこちら
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ミョンミ
オ・ミョンミ
1981年山口県下関市生まれ、下関在住。
在日コリアン三世。二児の母。
幼少期から民族学校で母国の言葉や文化、歴史を学ぶ。
朝鮮大学校教育学部音楽科を卒業後7年間、地元母校の初級部にて教鞭をとる。その間民族楽器カヤグムと、コーラスの部活動のレッスンを担当しながら、沢山の子供たちの指導にあたる。
その後ブライダル司会者を志し、司会のスキルとホスピタリティを学びながら、同時期に、幼い頃から大好きだったカヤグム弾き語りの音楽活動を始める。
2011年より日韓バイリンガルのブライダルMCとして活動を始め、日本人カップルや、コリアンブライダル、国際結婚など600組以上のカップルのブライダルパーティー施行。
2019年、父と義父の病気と死によって、体と心についての学びを深める中、ヨガやボイスヒーリングの素晴らしさを体感する。
「声と共に、体と心が癒される。」
声×体×心の調和をボイスヨガや司会業、演奏活動を通して心地よい生き方、幸せな生き方を伝えています。

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