この度の平昌オリンピック開会式で、選手入場の際、ランタンを持った子供たちが先導していた場面、記憶にありますか?
手にしていたのはチョンサチョロン。
청사초롱 チョンサチョロンとはこれのこと。
開会式のこどもたち、かわいかったですね♡
選手入場だけではなく、入村式でもチョンサチョロンキッズたちが活躍したそうです。
チョンサチョロンは、闇を照らして道を案内してくれる、また、お客様を歓迎し配慮する心が込められた韓国の代表的な伝統イメージの1つ。
それで今回たくさんの場面で登場したんでしょうね。
赤と青は、伝統結婚式で目立つ色の組み合わせ。
チョンサチョロンはもとは昔から、婚礼の場で使われてきたものだと言います。
この世界は、陰陽の調和と言われています。
男性は陽、色は赤。
女性は陰、色は青。
伝統挙式で両家の母が青、赤の韓服を身にまとうのも、同じですね。
新郎(陽/赤)のお母さんが青のチョゴリを着、新婦(陰/青)の母が赤いチョゴリを着るのは、それぞれ陰陽のバランスを整えるためだそう。
↑これは私の結婚式のときの両親(*^-^*)
伝統挙式で灯されるチョンサチョロン。
チョンサチョロンの灯りが、新郎新婦の新たな出発と未来を照らしてくれるという意味があるそうです。
フラワーガールやトレーンベアラがいるように、挙式の入場シーンで、子どもたちに何かを❤︎と言う時は、チョンサチョロンキッズに誘導してもらうのはとっても可愛い演出だと思います。
個人的には、このチョンサチョロンの意味も知っていただきたいので、司会の際は自然なコメントができたらな〜と思います。(*’▽’)
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ミョンミ

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