アンニョンハセヨ、ミョンミです。

今日は木曜日。

毎週木曜日は、カモンFMのお昼の番組「カモンヒルズ764」のパーソナリティをアシスタントでしています。

1時7分頃から「ミョンミのアンニョンハング」というコーナーをやっていまして、毎週木曜日は、その中でお話ししたことをブログに書こうかと思っています。

今日習ったフレーズは、

당신 덕분이에요 (タンシン トップニエヨ)

あなたのおかげです…という意味です。

最近何度も思い浮かぶ方がいて、

いつか直接お会いして、

あなたのおかげです。ありがとう…と心からの感謝を伝えたいです。

それは、韓国で出会った、革ジャンの天使さんです。

前々回釜山に行った時のこと、

帰りのターミナルに向かう30分前、

事件は起きました。

百貨店一階のマートでお買い物をしてて、

2歳の娘が喉がかわいた!リンゴジュース飲みたい!というので、慌ててそのマートで買ったリンゴジュースを飲ませました。

すると、急に娘が咳き込みはじめ、顔は真っ赤。ただ事ではことは家族誰が見てもわかりました。

すぐ横に薬局があったからその方に助けを求めたけど、あまり聞いてもらえず、子供の状態はおかしくなるばかり。

悪化する娘、パニック状態の私たちの姿を終始見ていた背の高い男性二人がいました。

見た目はちょっと怖かったので私は少し警戒していました。

するとその2人が近づいて、私に声をかけてきました。

「私たちにできることはないですか?

お子さんが大変そうですね、病院まで車でお連れします。」

そう言ってその男性二人は、買い物を中断して、走って車をとりにいってくれました。

必死だった私は娘を抱きかかえて、その人の車に乗って病院へ行くことに。

一番近くの病院に到着したけど、ちょうどその日が日曜日で、そこは幼児は診てあげられないと断られました。

仕方なくまた車に乗り込んで、次の病院に行ってくれました。娘は依然苦しそうでした。

でもその病院も、内科の診察はできるけど、気管に何かがひっかっているかを診るのは別の科になるとのこと。ちゃんと原因がわからないかもと。

最終的に私たちは釜山の大学病院の救急に向かうことになった。

大学病院に向かう車の中で、

なんと娘が突然の嘔吐。

それも一回じゃなかった…。

私が、チェソンハンミダミアナンミダ(すみません!)と何度も謝ったら、返ってきた言葉は

「大丈夫ですよ。ちょうど洗車するところだったんです。」と。

私が気を使わないように言ってくれた言葉だと思います。(ノ_<)

大学病院に着いたらまずその方が受付をしてくれました。

本人が書かなければならない欄があるとその方が呼ぶので、私が娘を抱っこしながら記入をし始めると、

何も言わずにすっと娘を抱きかかえて、娘に「ケンチャナー」となだめながら私を待ってくれました。

ゲロまみれの娘をです。

嫌な顔一つせずに。

この時も本当に驚いたし、申し訳なく、ありがたい気持ちでした。

そのまま私たちは診察室に入って、

その方とはそこで、お別れになりました。

私と娘が診察を受けている間、

一緒に病院に来てくれた父が、その方の名刺だけを預かっていてくれました。

聞いてみると、はじめの受付で支払わなければならなかったお金があったらしく、それもその方が手続きして下さっている際に払ってくれていました。

レントゲンを撮ったり検査をしたり、嘔吐を繰り返したことが良かったのか、結局原因はわかりませんでしたが、

病室で安全に過ごす中

数時間後娘の様態は良くなっていきました。

日本に帰って、

私はその方の名刺を見てEメールを送りました。

お礼の言葉と共に、

お支払い頂いたお金を送金したいので、口座番号を教えて下さい…と書いて。

すると返ってきた答えは、

「そのお金は困っている方に寄付をしてください。

健康と幸せをお祈りします。」

このような内容で、文面もすごく温かい言葉でした。

あの壮絶だった時間を乗り越えられたのも、

この方がいたからでした。

なのにお礼の言葉も、お返しも何もいりませんと。

言葉にできないほどの、感謝でいっぱいでした。

メールで何より私が驚いたのは、

私が送ったEメールには、우리 딸(娘)と書いて、子供の名前は一切記さず、オミョンミという私の名前でメールを送ったんです。

なのに返信頂いたメールの一行目が、

「소우 부모님께」でした。

「ソウのご両親様へ」

娘の名前を覚えてくれていました。

それだけで涙が溢れてきました。

メールの一部です。

……

소우에게 큰이상은 없다고 전해주니 다행이라 안심하더군요.

소우랑 큰아이 착하고 몸도 마음도 건강하게 키워주세요.

병원비 지불한건 필요로하는곳에 기부바랍니다.

소우가족의 안녕과 행복을 기원합니다.

「ソウに異状がなかったと聞いて良かったと安心しました。

ソウと上のお子さん、賢く、身体も心も健康に育てて下さい。

病院代は必要としているところに寄付して下さい。

ソウのご家族の幸せをお祈りします。」

この世にこんなことをできる人がいるんだ。

私はこの方を天使としか思えませんでした。

慣れない土地で、もしかしたら大変なことになるんじゃないか…不安ばかりが頭によぎった恐怖の数時間、私たち家族を支えてくれたのは黒い革ジャンの天使でした。

時折、自分勝手な私になった時は

この方達のことを思い出します。

もし目の前に困った人がいたら、

私もこの方達のように助けよう。

そうしなさい。…と、神様が私に教えてくれた出来事でした。

数時間の出会いが、

私の人生にとっても大事な宝物を与えてくれました。

私も誰かの天使になれるかも知らない。

みんながあの人のように人にあたたかく接することができたら、幸せな社会になるだろうなと思いました。

さて、そんなお話をさせてもらいながら、

今日の2曲。

下関は今日、梅雨入りしましたので、

名前から、

ピ(RAIN)の태양을 피하는 방법

もう一曲は

정마(梅雨)というワードも入ってますよ。

聞くのも、歌うのも、大好きな曲。

キン・ボンスの「passing 」(지나간다

どちらも今虹プロジェクトで話題の박진영パクチニョン(JYPark )さんの作詞作曲です。

天才すぎる!!!

「ミョンミのアンニョンハング」

来週もどうぞお楽しみに。

■カモンヒルズ764木曜日12:00〜14:00

こちらからスマホで聴けます。

■6月13日土曜日「アーティストーク」18:00〜18:28 ゲストで出演します。是非聞いてね^ – ^

こちらから♡

ではではまた。

 

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ミョンミ

オ・ミョンミ  1981年山口県下関市生まれ、下関在住。 在日コリアン三世。二児の母。 幼少期から民族学校で母国の言葉や文化、歴史を学ぶ。 朝鮮大学校教育学部音楽科を卒業後7年間、地元母校の初級部にて教鞭をとる。その間民族楽器カヤグムと、コーラスの部活動のレッスンを担当しながら、沢山の子供たちの指導にあたる。 その後ブライダル司会者を志し、司会のスキルとホスピタリティを学びながら、同時期に、幼い頃から大好きだったカヤグム弾き語りの音楽活動を始める。 2011年より日韓バイリンガルのブライダルMCとして活動を始め、日本人カップルや、コリアンブライダル、国際結婚など600組以上のカップルのブライダルパーティー施行。 2019年、父と義父の病気と死によって、体と心についての学びを深める中、ヨガやボイスヒーリングの素晴らしさを体感する。 「声と共に、体と心が癒される。」 声×体×心の調和をボイスヨガや司会業、演奏活動を通して心地よい生き方、幸せな生き方を伝えています。