私の実家は車で一分のところにあります。
なのでほぼ毎日両親に会うことができます。
姉は福岡、妹は北海道。
遠くに嫁いだ人が、家に帰るのを遠慮したり、気を使ったりする人はけっこう多いですよね。当たり前のこととは思います。
新しい家に嫁いだんだし、もちろん嫁ぎ先の事情や関係もありますが、実家の親と過ごす時間は大切にできたら…と思います。
私たち姉妹は、
会える時に会おう。
帰れる時に帰ろう。
そう姉が話してきたことがありました。
幼い頃や学生時代は、毎日両親と過ごしてきました。
嫁いでから姉は2か月に1回ほどは帰ってきます。
でも、2か月に1回帰るとしても、年に6回。
私はほぼ365日会っているのに(おいおい!)
たったの6回ですよ!
じゃあ残りの人生、両親とあと何回会えるだろう。
いつまで元気でいてくれるだろう。
このような話を姉がしてきたとき、なんだか涙がこぼれました。
1~2か月に一回帰る姉に、帰る回数が多いという人もいる。
北海道の妹は、一回帰ってきたら1か月以上滞在してすごいね~っていう人もいる。
結婚をすると、もちろん結婚相手の家の家族になります。
でも実家もずっと変わらぬ家族。
今なかなか会えてない両親はいませんか?
アボジ、オモニは元気ですか?
両親に限りませんが
会える時に会いに行きたい。
会える時間と環境があるなら、少し実家に寄ってみませんか?
会えないときはせめて電話をかけて
すこしだけ声を聞いてみませんか?
親との時間は、永遠ではありません。
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ミョンミ
オ・ミョンミ
1981年山口県下関市生まれ、下関在住。
在日コリアン三世。二児の母。
幼少期から民族学校で母国の言葉や文化、歴史を学ぶ。
朝鮮大学校教育学部音楽科を卒業後7年間、地元母校の初級部にて教鞭をとる。その間民族楽器カヤグムと、コーラスの部活動のレッスンを担当しながら、沢山の子供たちの指導にあたる。
その後ブライダル司会者を志し、司会のスキルとホスピタリティを学びながら、同時期に、幼い頃から大好きだったカヤグム弾き語りの音楽活動を始める。
2011年より日韓バイリンガルのブライダルMCとして活動を始め、日本人カップルや、コリアンブライダル、国際結婚など600組以上のカップルのブライダルパーティー施行。
2019年、父と義父の病気と死によって、体と心についての学びを深める中、ヨガやボイスヒーリングの素晴らしさを体感する。
「声と共に、体と心が癒される。」
声×体×心の調和をボイスヨガや司会業、演奏活動を通して心地よい生き方、幸せな生き方を伝えています。

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